最近ファッションビルのセレクトショップをのぞくと、ドイツ製のリモワのスーツケースが並んでいるのをよく見かけるようになりました。服のセレクトショップでスーツケースを取り扱っているのは今まででも珍しく、それだけリモワのスーツケースが日本でも人気を博しているのがよく分かります。

 

そんな爆発的な人気のリモワなわけですが、日本のスーツケースメーカーも決して負けてはいません。そう言うと、日本にスーツケースのメーカーなんてあったっけ?なんて悲しい声が聞こえてきますが、日本にはサンコー鞄と言うれっきとしたメイドインジャパンのスーツケースメーカーが存在します。

 

サンコー鞄のスーツケースが注目されるようになったのは、おそらく数年前にサンコー鞄が始めたスーツケースレンタルサービスがきっかけではないかと思います。普段使うことのないスーツケースを、宅配業者と提携してレンタルで利用できるようにしたのは、非常に画期的なサービスでした。今ではサンコー鞄以外にも、多くのスーツケースメーカーやレンタルサービス会社が、レンタルのスーツケースを提供しています。

山彦次郎氏、名古屋の白川町にてサンコー鞄は創業されました。創業者の桑山氏は非常に無口な人物で、ひたすら鞄作りに精をだしていたと言い伝えられています。

 

そうして、1950年にサンコー鞄で開発されたのが、初めてのスーツケースとなる二方丸です。今のスーツケースで言えばまるでグローブトロッターのような、なんともレトロなデザインのスーツケースでした。そうして年々新たなスーツケースを生み出し、今では約60名の社員を抱え、中国に自社工場を構えるまでに成長しました。

 

現在はサンコー鞄の本社は愛知県の長久手市に移り、東京の台東区にもオフィスとショールームを構えています。そのように事業を拡大していく中で、スーツケースのレンタルサービスも開始しました。価格は4000円程度から借りることができるので、普段はあまりスーツケースを使うことがない方であれば、レンタルのスーツケースを上手に使うと良いでしょう。

1週間の海外旅行なら大型のスーツケース、近場のアジア圏への旅行であれば小型のスーツケース、行き先によって使い分けられるのも、レンタルスーツケースの良いところです。