サンコー鞄は、伝統があって昔気質の真面目なモノづくりをしている「ザ・日本鞄」というイメージを持たれている方も多いのではないでしょうか?

以前私が抱いていたサンコー鞄もやはり職人さんの作る真面目な鞄というイメージがあります。

最近のモノづくりの傾向として、バックでもまた日本のクオリティの高さが注目を集めていますし、しっかり丁寧に作られているサンコー鞄のようなブランドが注目を集める時なのかもしれません。

でも実は、サンコー鞄は何も伝統だけを守っている会社ではないのです。

サンコー鞄は「日本初」というワードや「業界初」というワードがとても多いブランド。特にサンコー鞄の主軸アイテムのスーツケースでは、沢山の「初」を実現しています。そして、その後、当たり前のように日本のスーツケースに取り入れられている技術や、システムが沢山あるのです。

例えば、今じゃスーツケースで絶対必須と言われている「TSAロック」
これも日本で初めて、サンコー鞄のスーツケースに取り付けられました。

「TSAロックが何のためにあるのか?」
「アメリカの搭乗手続きのシステムに準ずる鍵」というとわかりやすいかもしれません。

通常、渡航先がアメリカ系になると、セキュリティの関係上、スーツケースの鍵をあけた状態で航空会社に引き渡さなくてはなりません。アメリカが不審と感じたスーツケースを開けることができるようにするためです。

例えばアメリカに鍵を閉めた状態で、スーツケースを引き渡してしまったら、ロックを壊されて返されたとしても、こちら側の不備となり、弁償はされません。つまりスーツケースを壊されても仕方がないのです。もっというとそのために中のものが盗難にあったとしても、何の文句も言えません。

ただ残念ながら、最近TSAロックは普及したものの、TSAロックの鍵の模倣品が見つかりました。さらに3Dプリンターの登場で、簡単に鍵が作れるようになってしまったことが原因として、また、TSAロックの信頼度が下がってきています。

そのため、アメリカの一部地域では、TSAロックがつけられていても、元来のように鍵を開けた状態で搭乗手続きを踏まないといけなくなっているみたいです。

ただ、サンコー鞄がTSAロックというシステムをいち早く入手し、取り付けたというと事実は変わりません。

これからもサンコー鞄の革新的なスーツケースづくりに期待したいものです。